まずは白米の10倍粥や野菜を茹でただけのものから始めました。
その後出汁で煮てみたり、料理といってもほうれん草の白和えやバナナヨーグルトなどを1日1回小さじ2杯程から慣れさせていっています。
何を食べて良いのか悪いのか、どの程度の柔らかさにすれば良いのか、
元からクソ真面目な性格の両親なので、朝から離乳食本と睨めっこしながら
『あーでもないこーでもない』とてんやわんやです…。
今では少し力も抜けてきて、『次はあれを食べさせてみようか』と楽しんで作れるようになりました。
幸い本人は食べる事に興味があるらしく、美味しそうに食べてくれるので嬉しい限りです。池の鯉みたいにパクパク口を開けて催促してきます。
親としては好き嫌いなくモリモリ食べてくれる子になっていってほしいですね。
もっと脂肪を!
夫です。
亡くなった祖母宅の本棚を整理していると、昭和40年発行の「暮しの手帖」が出てきました。巻頭特集ページのお題はナント脂肪!
「もっともっと脂肪を摂取して健康になりましょう」との事。
いやはや時代を感じます…。
そういえば、祖母は戦後は芋づる粥ばかり食べてしのいだと言っていました。
芋づるには脂肪はなかろうなあ…。
それでもお乳は出たし、2人の子供(僕の母)を育て上げています。
いざ自分が親となり、これから離乳食が始まる子供に栄養あるものをと、
ネットだ本だと色々調べたりしていますが、現代の情報飽和社会の中で、
育児の仕方も食育も何が正しいんだかわからない事がたくさんあります。
結局のところ、考える暇も無かったであろう日々を一生懸命生きてきた祖母を見習って、ドーンと構えていけばいいやと思う今日この頃なのでした。
黄色い声援
こんばんは、妻です。
今日はとても涼しい1日でしたね。
久々に、夕方を待たずに外を散歩することができました。
何を隠そう私の趣味は「散歩」なもので、家の周りはもう何度もグルグルとしているわけですが、やっぱり飽きません。
花は季節ごとに咲き変わりますが、人ん家の表札は何度見ても変わりません。
季節の香りは日ごとに移ろい、空の色は時間の流れを教えてくれ、雲の形は一瞬でも目が離せないけれど、ああ、ここのお家のベンツは今日もピカピカ!
変わっていくもの、変わらないもの。
どちらもそれぞれ、大切な散歩の楽しみです。
さてそれとは関係なく、先日、保育園の見学に行ってきました。
園内の見学の前に「お誕生日会」なるものにも参加をしたのですが、そこで行われた劇がとっても衝撃的だったので報告いたします。
(ゲキだけに)
中くらいのホールには、2〜6歳までの園児たちが集合していました。
彼らの前方には、一段高くなった舞台スペースがあり、その上には段ボールらしき物で作られた人形劇用の小さな舞台セットが置かれていました。
(もしかして段ボールじゃなかったら園の先生方本当にスミマセン)
そしてその劇というのが、最初に言ってしまえば、ただ音楽が流れて、ただその段ボールの壁の向こう側から手作り人形が出てきて、ただピョコピョコと踊るだけなのです。
それなのに、本当にただそれだけなのに、その人形達がアンパンだったりバイキンだったりしたもんだから、もうその人形がただの段ボールの後ろから姿を現しただけで・・・
「キャーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
左右に揺れてそして上下運動。
「キャ〜!」
「ワ〜!」
一度後ろに隠れたかと思ったら、続いて登場したのは食パンとメロンパンと赤い妖精?
そうしましたらまたまた
「んキャーーーーーーーーーーーーーーー!」
もう、嵐のコンサートかと思いました。
残念ながら嵐のコンサートには行ったことはないのですが、万が一行けたらこんな感じなのではないかな、と思いました。
恐るべしパンの力。
恐るべし幼児の感性。
ちなみにその後に続けて行われたハワイの人形を使った同じような出し物では、なかなか私語が目立っていました。
娘がパンの沼にはまるであろう時まできっとあと少し。
いずれその時がきたら、速やかにミュージアムへ行き自分もどっぷりはまってしまおうと、今から考えています。
それにしても、いずれ娘も保育園に通う日が来るのかと思うと、ちょっと切ない気持ちにもなってしまうオヤゴコロなのでした。
大人も子どももみんな楽しく
こんばんは。
妻です。
生まれて初めて、「容量がいっぱいで撮れません」と、スマホに言われてしまいました。
しかも何度も。
というくらい娘の写真を撮りまくっている私ですが、あ!笑顔!シャッターチャンス!という度に娘に向かって無機質な銀色のスマホの裏側を向けているのもなんだか味気ないなあと思いまして。
せっかくならば、その瞬間、娘も楽しい気持ちになれた良いなと考えました。
そして思い付いたのがこちら。
この顔が出現して以降、娘はスマホの背面を向ける度今までの笑顔は何処へやら、真剣な表情でジイっと見つめてきます。
・・・成功?失敗?
うーん、成功、かな。
とりあえず赤と黒と顔の法則に頼って、涙が止まってくれればそれで良し!
絵本のススメ
おはようございます。
妻です。
蒸し暑い日が続きますね。
さて私は以前、このブログタイトルにあるような仕事をしていたわけですが、今はもっぱら育児休暇中です。
産前休暇から始まり、かれこれ4ヶ月、仕事のことはスッパリ忘れて自分の体や娘と向き合う毎日を過ごしています。
自分の体の衰えはともかく、娘の日々の変化(成長)には驚かされることばかりです。
生まれたばかりの頃は、ただそこにいて訳も分からず泣いて飲んで寝て…を繰り返していたのに、生後3ヶ月ともなると、泣くことに意味が出てくる。飲むことに感情が伴ってくる。眠ることに意識が向いてくる。
そして、その3つ以外に、「泣かずに起きている(遊んだり、喋ったり、指しゃぶりをしたり…)」という時間ができました。
いずれもそこには子どもの心と脳の成長があり、しごく当たり前のことなのですが、それが日々具体的な反応や行動として現れるのが、見ていて本当に面白いです。
その中でも特に感動したのが絵本の読み聞かせでした。
巷で話題のとある赤ちゃん絵本を、状況は変わらずも気持ちはやや落ち着いてきた産後1ヶ月のタイミングで購入。早速娘に読み聞かせてみたところ、さすがにまだ反応は無く、思うような活用はできませんでした。
そしてそのまま1ヶ月、その絵本はリビングの素敵なディスプレイの一つとなっていたのでした。
そんなこんなで娘が2ヶ月を迎えたある日のこと。
ぐずる娘をあやしながら「そういえば」と思い出したその絵本がこれやはり伝家の宝刀。
読み聞かせてみると…あら不思議!
グジュグジュのお顔がみるみるうちに緩み、少し驚いたような表情に。
カラフルなページではキョロキョロと視線を走らせ、単色のページではじいっと集中しているような素振りまで見せたのです。
そして少しずつ声のトーンを落としていくと…
あらあらまあまあ!
なんとそのまま寝入ってしまったではないですか!
あまりの驚きに、ソッコーですごい長文で写真付きでしかも立て続けに2回もその作家さんにメールを送り付けてしまいましたよ。
絵本が、読み手に受け入れられた瞬間に立ち会えたことに感動。
その絵本を作ったのが自分でなくても。
絵本て面白い。
子どもの成長って面白い。
編集者としてではなく、1人の親として感じた絵本の面白さなのでした。
…その絵本にはどんな秘密があったのか?
その話はまた後日。
そうそうそういえば、始まりました、噂の「黄昏泣き」。
夕飯前のギャン泣きのひどいことと言ったら!