妻と夫の 子どもと 手作りと 写真の ブログ

食べることと散歩が大好きな三人家族が、四人家族になりました。小さなアパートでにぎにぎと暮らしています。

絵本のススメ

おはようございます。
妻です。
蒸し暑い日が続きますね。

さて私は以前、このブログタイトルにあるような仕事をしていたわけですが、今はもっぱら育児休暇中です。
産前休暇から始まり、かれこれ4ヶ月、仕事のことはスッパリ忘れて自分の体や娘と向き合う毎日を過ごしています。

自分の体の衰えはともかく、娘の日々の変化(成長)には驚かされることばかりです。
生まれたばかりの頃は、ただそこにいて訳も分からず泣いて飲んで寝て…を繰り返していたのに、生後3ヶ月ともなると、泣くことに意味が出てくる。飲むことに感情が伴ってくる。眠ることに意識が向いてくる。
そして、その3つ以外に、「泣かずに起きている(遊んだり、喋ったり、指しゃぶりをしたり…)」という時間ができました。

いずれもそこには子どもの心と脳の成長があり、しごく当たり前のことなのですが、それが日々具体的な反応や行動として現れるのが、見ていて本当に面白いです。

その中でも特に感動したのが絵本の読み聞かせでした。
巷で話題のとある赤ちゃん絵本を、状況は変わらずも気持ちはやや落ち着いてきた産後1ヶ月のタイミングで購入。早速娘に読み聞かせてみたところ、さすがにまだ反応は無く、思うような活用はできませんでした。
そしてそのまま1ヶ月、その絵本はリビングの素敵なディスプレイの一つとなっていたのでした。

そんなこんなで娘が2ヶ月を迎えたある日のこと。
ぐずる娘をあやしながら「そういえば」と思い出したその絵本がこれやはり伝家の宝刀。
読み聞かせてみると…あら不思議!
グジュグジュのお顔がみるみるうちに緩み、少し驚いたような表情に。
カラフルなページではキョロキョロと視線を走らせ、単色のページではじいっと集中しているような素振りまで見せたのです。
そして少しずつ声のトーンを落としていくと…
あらあらまあまあ!
なんとそのまま寝入ってしまったではないですか!
あまりの驚きに、ソッコーですごい長文で写真付きでしかも立て続けに2回もその作家さんにメールを送り付けてしまいましたよ。

絵本が、読み手に受け入れられた瞬間に立ち会えたことに感動。
その絵本を作ったのが自分でなくても。
絵本て面白い。
子どもの成長って面白い。
編集者としてではなく、1人の親として感じた絵本の面白さなのでした。

…その絵本にはどんな秘密があったのか?
その話はまた後日。

そうそうそういえば、始まりました、噂の「黄昏泣き」。
夕飯前のギャン泣きのひどいことと言ったら! 

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